乳歯列期からとり入れましょう🥛!虫歯予防に効果的なフッ化物洗口について🦷✨
みなさん、こんにちは。
かわせみデンタルクリニックです🦷♪
今回は、お子さんにこそとり入れて頂きたい「フッ化物洗口」についてお話させて頂きます。
フッ化物洗口とは?
フッ化物洗口とは、永久歯のむし歯予防を目的に一定の濃度のフッ化ナトリウム溶液(5~10ml)、で30秒間ぶくぶくうがいをする方法です。
洗口のできるようになった4歳くらいから開始し、中学生くらいまで続けます。
保育園・幼稚園・小中学校で集団実施されているところもありますが、もしされていなければ
ぜひご家庭で積極的に取り入れましょう😀✨
フッ素の作用とは?
フッ化物洗口を行うと、比較的低濃度のフッ化物が歯の表面に⾧期間繰り返し作用することになり、
以下の 4 つの作用によるう蝕予防効果が期待できます。
1) 歯質の強化
2) 萌出したばかりの歯の、エナメル質の成熟を促進
3) 初期の虫歯の再石灰化促進と、虫歯の進行抑制
4) 抗菌作用・抗酵素作用
特に、乳歯から永久歯に生え変わる小児期においては、1 日に 1 回の使用により
萌出途中の歯にフッ化物を繰り返し作用させることができます🦷✨
フッ素のとりすぎは危険?
フッ素は過剰な量を取りすぎると「フッ素中毒」といって、気持ち悪くなり嘔吐症状がでたり、
歯のフッ素症(歯の白濁)などへの悪影響がでることもあります。
しかし、フッ化洗口液からのフッ素の影響は考えにくいとされています。
それは1回分のフッ化物洗口液に含まれるフッ素の量が微量であるためです。例えば、うがいをせずに間違って飲み込んでしまったとしても、中毒症にはなりえない量なのです。
さらに、歯のフッ素症は歯が形成される4歳頃までのフッ素摂取が原因ですが、4歳までにフッ化洗口液を使用することはないので、関係性は低いでしょう。
そのため、フッ化物洗口液によるフッ素症・フッ素中毒への心配はないとされています。
ただし、合わせて使われている歯磨剤のフッ素濃度には注意が必要なため、
フッ化物洗口を使用になる際は当院の歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。
フッ化物配合洗口液は老若男女に効果あり
フッ化物洗口は、特に歯の萌出直後に効果が高いことから、4歳くらいから始めると効果的です。
ただし、洗口が確実にできることが前提です。
継続期間は長い程よく、永久歯が生えそろう頃まで続けると、高い予防効果が得られます。
4歳ごろから開始し、14歳ごろまで継続することが大切です。
しかし、年齢はあくまでも目安なのでお子さまのお口の状態に合わせて使ってみましょう。
また、フッ化物洗口は大人の方の虫歯予防にも効果があります。
フッ化物洗口液による「虫歯の予防効果は約30~80%」と言われており、大人の方であれば歯の根元が露出した歯・歯と歯の隙間にできる虫歯予防にも有効です。
フッ化物洗口をぜひご家族みなさんで、とりいれてみませんか?😁✨
かわせみデンタルクリニックでは、随時ご予約にて皆様のご相談を承っています♪
お口の中でお困りのことがありましたら、ご気軽にご連絡ください😊
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