コラム|船橋の歯医者|かわせみデンタルクリニック

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新一万円札💴の偽造対策をマイクロスコープ🔬で覗いてみた!

2024年7月3日に新しいお札(日本銀行券)が改刷されました。

細かい話は日本銀行と国立印刷局のページをご覧になって頂くとして……

新しい日本銀行券の特徴 : 日本銀行 Bank of Japan

新しい日本銀行券特設サイト|TOPページ 国立印刷局

両替で新一万円札が手に入ったので早速当院にある歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)で覗いてみます。

倍率は6.4倍~40倍まで5段階あるのでそれぞれ撮影してみました。

見てみるのは偽造対策として旧札と同様に仕込まれているマイクロ文字です。

6.4倍

10倍

16倍

25倍

40倍

肉眼だと分かりづらくても、40倍まで拡大するとはっきり見えますね。

最近のスマホにはマクロ撮影モード(接写撮影モード)が付いてるものもあるので手に入ったら公式サイトを見つつ色々眺めてみてもいいかもしれません。


この顕微鏡、歯科治療だと何をそんなに拡大して見るのでしょうか?

例えば歯の根の治療(根管治療)で使います。

6.4倍

虫歯にやられて神経が死んでしまった歯です。歯の頭の部分の虫歯は取ったのですが、神経や血管の入っていた管がどこにあるのか、根管が狭窄しているためパッと見では見つかりません

25倍

なんとなく左側に2個右に1個穴があるように見えます。左上の穴からは茶色い膿が出てきています。

25倍

3箇所穴が空いてることが分かりました。

ここに細菌が巣食っているので根管を拡大していきます。

25倍

拡大した根管を洗浄液で満たして消毒しながら汚れを取り除いていきます。

25倍

汚れがすべて取れて、きれいな状態になりました。

このように肉眼では見えないところを経験に基づいた勘ではなく直接目で見て治療することができる。これがマイクロスコープの利点です。見えれば治療できますが、見えなければ手探りになりますので、見落としも起きますし当然治療の成功率は下がってしまいます。

少しでも長持ちする治療をご希望でしたら、顕微鏡を使った根管治療を検討してみてはいかがでしょうか。

お困りのことがありましたらご相談お待ちしております。

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