いざという時に備えましょう✨災害時の口腔ケアについて🦷👌
みなさん、こんにちは。
かわせみデンタルクリニックです🦷♪
今回は、災害時の口腔ケアについてお話していきます。
避難生活では、感染症が増加します!

災害時は断水などにより水が不足しやすい状況になるため、飲料水の確保がまず優先されます。
それにより、いつものように歯みがきができにくくなると考えられます。
しかし、避難生活では環境の変化によるストレスや免疫力の低下・お口の中の細菌の増加によって、肺炎やインフルエンザ・風邪などの感染症にかかりやすくなります。
特に肺炎になりやすいご高齢の方は注意が必要になりますので、避難生活の中でも口腔ケアができるよう日頃から備えておく必要があります。
いざという時に備えておきたい、口腔ケア用品とは?
災害により水不足になった際には、液体ハミガキや洗口液などが役立ちます。
特に「液体ハミガキ」は水ですすぐ必要がないため、非常時のために備えておく口腔ケア用品としては非常におすすめです。
ドラッグストアやネット通販で購入が出来ますので、ぜひ見てみてくださいね♪

<液体ハミガキの使い方>
①お口に適量(約10ml)を含み、約20秒お口の中に行き渡らせます。
②歯ブラシでブラッシングし、吐き出します。
(歯ブラシがない場合は、ハンカチやティッシュなどで拭うことも効果があります。)
使用後にすすぐ必要はありませんが、気になる場合は軽くすすいでください。
③ティッシュペーパーやウェットティッシュなどで歯ブラシの汚れをできるだけ拭き取り、よく乾かしてください。
避難所でのお口のケアは?
避難生活の中でも意識して欲しい、口腔ケアをいくつかご紹介します。
①唾液を出す工夫をする

唾液には、お口の中をきれいに保つ働きがあります。
水分が取りにくかったり、避難生活のストレスで唾液の分泌量が減るとお口の中が乾き、細菌が増えてしまいます。
唾液腺マッサージやお口のケア体操などを行って唾液の分泌を促しましょう。
また、シュガーレスガムがあれば、それを噛むことも唾液の分泌に効果的です。
②入れ歯を清潔にして、肺炎を防ぎましょう

・入れ歯のお手入れを怠ると、入れ歯についたプラーク(細菌の塊)から誤嚥性肺炎につながる恐れがあります。食後は入れ歯を外して汚れを落としましょう。
水の確保が難しい場合は、ウェットティッシュやティッシュ・ハンカチなどで拭き取りましょう。
・入れ歯は乾燥すると劣化してしまうので、 水が確保できれば、なるべく水の入ったコップや 入れ歯ケースに入れて保管しましょう。
水の確保が難しい場合は、少し湿らせたハンカチ等にくるんで持っておきましょう。
③避難所でのダラダラ食べに注意

避難所には菓子パンや菓子類などの支援物資が届きます。
ダラダラと間食を食べる機会が増すことで、むし歯のリスクが高まります。
できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。
災害時は不安やストレスが多いため、気分を落ち着かせたい時にアメやガムが役立ちます。
非常時持ち出し袋には、シュガーレスのものを入れておきましょう。
備えておくと安心♪
今回は災害時のケアの方法をご紹介しました。
いざという時に、日頃から備えておくことが大切です。
・歯ブラシ(普段から使っているものを家族分準備)
・歯間ブラシやデンタルフロス(普段から使っているもの)
・口腔ケア用ウェットティッシュ(ノンアルコールウェットティッシュ)
・液体ハミガキ
・義歯ケースと洗浄剤
なるべく、これらはリュックに準備しておきましょうね✨
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