歯を残すための虫歯治療「根管治療」の流れ~メリットと当院の特徴~
みなさんこんにちは。
船橋駅徒歩4分の歯医者【かわせみデンタルクリニック】です。
「虫歯の治療のために通院しているけれど、いつ終わるの?」
「痛みもないし、もう通院しなくてもいいのでは?」など、
虫歯治療が1回で終わらず、何回か通院しなくてはならない理由について不思議に思うかもしれません。
その理由は、虫歯になってもむやみに抜歯せず、大切なご自分の歯を残す可能性を広げるためなのです。
「根管治療」という方法であれば、歯を抜かずに済む可能性が広がります。
今回は、当院の根管治療の流れや特徴、メリットについてご紹介します。
歯を残す可能性を広げる!虫歯治療「根管治療」の流れとメリット
根管とは、歯の根っこの中にある空洞のことで、神経や血管が通っています。
虫歯菌に感染し根管まで進行すると「根管治療」が必要です。
根管治療の流れ
1.虫歯菌に感染した歯質を削る
2.虫歯に侵された神経や血管を取り除く
3.根管を拡大して薬を詰めやすくする
4.根管の内部を洗浄する
5.根管に薬を詰めて仮のフタをする
治療期間中は、仮のフタをした状態で数日間、過ごしていただき、じっくりと殺菌します。
その後も、4と5の治療を繰り返すことで、虫歯の細菌を徹底的に除去するのです。
「同じ治療ばかりしている?」「治療は進んでいないの?」と不安になるかもしれませんが、ご自分の大切な歯を残せる可能性を広げるためには、数回に分けて治療に通う必要があるのです。
根管治療のメリット
ひと昔前は、虫歯が歯の根っこまで進行すると、歯を抜く治療「抜歯」をするのが一般的でした。
しかし、歯科治療の技術が進歩し、「根管治療」によって歯を残せる可能性が広がったのです。
天然歯を残すことができれば、
・自分の歯でいつまでも食事ができる
・かみ合わせのバランスを維持でき、体幹が整う
・しっかり噛めるため、胃や腸への負担が減る
・健康寿命が伸びる可能性がある
などのメリットがあります。
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」(※)があるほど、健康な高齢期を過ごすためには、歯を1本でも多く残すことが大切なのです。
(※参考:厚生労働省 e-ヘルスネット‐8020運動とは より)
かわせみデンタルクリニックの根管治療の特徴
精度を上げて治療を行うために、かわせみデンタルクリニックでは2つの機器を用いて治療をしています。
1.マイクロスコープ
マイクロスコープとは歯科用顕微鏡のことで、肉眼の最大20倍の視野で治療を行うことができます。
歯の根っこの内部は、細くて複雑な構造のため、目で直接見ることは困難です。
マイクロスコープを用いることによって虫歯の再発リスクを抑えた精密な治療が可能になり、患者さんのご負担を減らすことができます。
2.ラバーダム
歯の内部に唾液が混入するのを防ぐ方法を「ラバーダム防湿」といいます。
ゴムのように伸びる薄いシート「ラバーダム」を、治療する歯にセッティングします。
このとき、治療する歯だけがゴムの上に出ている状態にして、周りの歯や歯ぐきはゴムの下になるように穴を開けてセッティングするのです。
これにより、治療部分を清潔に保つことができ、虫歯の再発リスクを抑えることができます。
また、治療中に「舌をどこの位置におけばいいかわからない」と悩んだことはありませんか?
ラバーダム防湿をしていれば、舌が治療を邪魔することなく、リラックスした状態で精密な治療を受けることが可能です。
(かわせみデンタルクリニックの根管治療ついて詳しくはこちら)
精度の高い虫歯治療を受けるなら「かわせみデンタルクリニック」へ
【かわせみデンタルクリニック】は、歯を残せる可能性を広げる治療「根管治療」の精度を上げて、患者さんの負担を減らすために、「マイクロスコープ」と「ラバーダム」を用いた治療を行っております。
歯を残し快適に過ごすために、精度の高い根管治療を受けましょう。
歯がズキズキと痛む、歯ぐきから膿が出ている方は、お早めに当院へご相談ください。