コラム|船橋の歯医者|かわせみデンタルクリニック

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顎がガクガクする、音が鳴る、そんな顎関節症で普段から気をつけることはありますか?

顎関節症の原因となる要因は様々ですが、普段気をつけることで悪化を防げることもあります。

1) 歯列接触癖(TCH)

歯と歯が触れている時間が長い人は、たとえ食いしばるような強い力がかかっていなかったとしても顎関節に負担がかかります。舌を見た時に歯列の形に凹んでいる場合は特に要注意です。

2) 携帯電話やスマホの長時間操作やうつぶせ読書

下を向いた姿勢は歯と歯が触れ合った状況に自然となってしまうため顎に負担がかかります。

3) 頬杖、うつぶせ寝、手枕や腕枕

無意識でやってしまうこれらの行為は意外と大きな負担を顎関節に強いるため症状が悪化しやすくなります。

4) チューイングガム、硬いものをよく食べる、片側でのかみ癖

食事の内容によっても柔らかいものが好きか、固くて歯ごたえのあるものが好きかで顎への負担は変わります。無理に好みでないものに食事を切り替える必要はないですが、頻度を抑えるなどして対策しましょう。

5) 睡眠中のはぎしり、睡眠不足、高い枕や固い枕の使用

睡眠中の歯ぎしりは意識して改善することが難しいのでナイトガードの利用をオススメします。また、枕が合っていなくて高い場合などは下を向いて寝るような形になるため必然的に歯と歯が触れ合う事が多くなります。同時に気道も狭まるため、いびきをかく原因にもなります。

6) 受話器の肩ばさみやバイオリンの演奏

肩と顎で物を挟む行為は片側の顎だけに負担をかけ、症状を悪化させる可能性があります。

7) 爪噛み・物噛み癖、吹奏楽やシュノーケリング・ダイビング

物を噛み続ける行為は顎に負担をかけます。もちろん、それらの行為によって必ず顎関節症になるわけではありませんが症状が出てしまている人は悪化する傾向にあります。

8) コンタクトスポーツや重労働

ラグビーなどのスポーツをしていたり引っ越し業者で重たい荷物を常に運ぶことがある場合にはスポーツマウスガードをすることで顎の負担を軽減し、不意の事故による歯の破折を防ぐことができます。

まとめ

顎関節症は酷くなると口を開けるたびに痛みを伴ったり、その結果として数センチしか開かなくなったりすることがあります。スプーンでも食事ができないなど、食生活を送れない場合には全身麻酔下に手術が必要になる場合もあるので早め早めに対策を打つのが良いでしょう。

症状が悪化している、マウスピース(ナイトガード)を作りたいなど顎関節症でお困りの場合には気軽に相談して頂ければと思います。