コラム|船橋の歯医者|かわせみデンタルクリニック

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レントゲンをたくさん撮るのが不安な方へ -歯科用レントゲン撮影の被ばく量について-

 歯科では初診時や定期検診、歯の根の治療やインプラント手術前後など、治療の進行と必要に応じてレントゲンを撮る機会があります。この間も撮影したのにまた撮影するのは被ばく量が心配だ、という声を聞くこともあります。

そこで、実際どれぐらいの量を被ばくしているのか見てみましょう。

歯科用レントゲンの放射線被ばく量

 かわせみデンタルクリニックではモリタ社製のデジタルX線診断装置 ベラビュー X800 を導入してますので、モリタさんから被ばく線量の資料をお借りしました。この資料によると……

口内法撮影用X線装置「デンタル」:0.01mSv (歯科でのレントゲンの最小単位)

全顎総覧撮影用X線装置「パノラマ」:0.005-0.01mSv (お顔の周りをぐるっと周って撮影するもの)

コーンビームCT「歯科用CT」:0.026-0.16mSv (より詳細に歯や骨の状態を知りたい場合などに撮影するもの)

東京↔ニューヨーク間往復が0.2mSv、日本での自然放射線 1年間で2.1mSvですので365日で割ると1日あたり約0.058mSvとなります。

どれぐらいの放射線量を浴びるとがんになるのか

 がんの異常発生が見られる値は100mSv以上になります。歯科で用いるX線はそれと比べると桁が4-5桁ほど異なりますから、通常の歯科の診察で用いるレントゲンによって直ちに何か悪影響を与える、ということは考えなくて良さそうです。

まとめ

 不必要にレントゲン撮影をする必要はありませんが、検査によって早期発見・早期治療につながり、結果的により良い歯科医療を提供することができると考えております。

なにかご不安なことなどありましたら気軽に質問していただければ幸いです。