みなさんこんにちは✨船橋の歯科、かわせみデンタルクリニックです。
2024年３月、卒業シーズンを迎え わくわくそわそわしながら新たなステージへ進まれる方も多いと思います。今回は、そんな人生の節目の季節だからこそ みなさんのお耳に入れたい Hot☕な情報をお届けします✨

女性には知っておいてほしい🦜女性ホルモンと歯周病の危険な関係♥️
３度訪れる大きな危機とは？ 👀✨

目には見えないけれど、わたしたちにとって大切な「女性ホルモン✨」。
女性ホルモンは、脳や血管、骨や関節など体の基礎となる部分の健康を保ってくれたり、美肌に必須なコラーゲンの生成を促してくれたり、自律神経の働きを安定させてくれるといった 体や心にプラスに働く作用があります。

一方で お口の中では歯周組織(歯ぐき)の炎症を悪化させたり、特定の歯周菌の増殖を促すといったマイナスに働いてしまう作用もあり、女性ホルモンの関与をきっかけに 歯周病が悪化してしまうことがあるのも事実です。

女性ホルモンは、普段の生理周期でもバランスを変えながら増えたり減ったりを繰り返すので、人によっては生理前に歯ぐきが腫れやすくなる人もいます。
そして、もう少し視野を広げてライフステージで考えると、ホルモンバランスの変化が大きく現れ歯周病に より罹患しやすくなるのが「思春期」「妊娠＆出産期」「更年期」の３大シーズン。
女性ホルモンと歯周病菌がタッグを組み口腔内の健康を脅かすちょっと危険なシーズンなのです🔥

🔥思春期🔥

女性ホルモンがつくられ始めるこの時期は、生理のたびに歯ぐきが腫れやすくなることもしばしば。試験勉強などでいつも以上にストレスがかかり免疫力が低下すると、お口の中の悪玉菌が増えて歯周病の悪化につながることもあるので、本人だけでなく 親御さまにもお子様の口内環境を気に掛けてあげてほしい時期になります。歯周病は口臭の原因のひとつでもあるので、より良い学校生活を送るためにも この時期のお口のケアはやっぱり大切ですよね✨

🔥妊娠＆出産期🔥

妊娠をすると 女性ホルモンが大量に分泌され歯ぐきが腫れやすくなります。そして、つわりで歯みがきが十分にできないことが相まって より口内環境を悪化させてしまいます。 また、不安でのストレスやつわりの時期の食欲低下によって「唾液」の分泌量が減ってしまい 唾液による自浄作用が低下することで、より歯周病菌が増殖しやすい口腔環境に傾きます。そして、声を大にしてお伝えしたいのは、妊娠中の歯周病が早産のリスクを高める可能性もあるということ。👀💦
歯周病がさまざまな全身疾患に関与することが多くの研究で指摘されていますが、妊娠中の女性が歯周病に罹患していると、早産や低体重児出産の危険度が約7.5倍！も高くなると言われています。ご自身の為だけでなく、生まれてくる赤ちゃんのためにも、しっかりと歯周病予防を行いましょう✨
そして、出産後も忙しさからご自身の口腔ケアがどうしても後回しになりがち。多機能の口腔ケアアイテムなどを上手く利用して、予防を意識したケアを心掛けることが大切です✨

🔥更年期🔥

閉経に伴って女性ホルモンの分泌が少なくなるのですが、ホルモンバランスの崩れによって「唾液」の分泌が減ってしまうとドライマウスと呼ばれる口内が乾燥した状態に傾いてしまいます。いつもは唾液による 自浄作用が働いて唾液が口内の細菌を洗い流すようにして口の中を守ってくれているのですが、ドライマウスになるとその自浄作用が機能せず、細菌が増殖しやすい状態になり 歯周病の進行や口臭の原因となります。また、お口の中の唾液による潤いが減ってしまうことによって、食べ物が飲み込みにくくなったり 声のかすれが気になるようになったり 喉の奥に何かが詰まっているような感じがするといった症状が出ることもあるようです。日頃のケアに加え殺菌作用のある洗口液の使用や 日中はキシリトール入りのガムなどを噛むことで唾液腺を刺激して唾液の分泌を促してあげるなど 先手先手の対策を心がけたいですね✨✨

いかがでしたか？女性ホルモンと歯周病の切っても切れない危険な関係 ♥️。。。
虫歯で歯を失う人より 歯周病で歯を抜かなければいけない状態になってしまう人のほうが多いので、ざっくりした情報ではありますが、どうか心に留めておいていただけると嬉しく思います✨

セルフケアも大切ですが、歯周病の早期発見には やはり医療機関での定期検診が欠かせません。
ご自身で分かるような症状が出る前に早めの検診にいらしてくださいね🦜✨

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