定期メンテナンスと歯の残り方|船橋の歯医者・矯正歯科|かわせみデンタルクリニック

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定期メンテナンス

定期メンテナンスREGULAR MAINTENANCE

Q&A

Q. 自分のケアにどう生かせますか?

受診時には、自分の磨き残しと磨き方を確認します。教わった方法を毎日の歯磨きに取り入れ、続けにくかった所は次の受診で伝えてください。このページの計算例は、定期診査と指導を受ける群と、症状時に受診する群の喪失ペースを比べています。通い方と家でのケアの両方を、歯科医院で相談するきっかけにしてください。1

Q. なぜ1998年の図を使っているのですか?

このシミュレーターは、今の年齢と歯の本数を入れ、年齢帯ごとの喪失ペースから残り方を計算します。1998年の図2には、20〜39歳、40〜59歳、60歳以上について、受診と歯磨き指導の違う3群の年間平均喪失歯数が描かれています。元図に棒の数値ラベルがないため、ここでは棒の高さから読み取った概数を計算に使いました。そのため、厳密な元データの値ではありません。1

Q. 「メンテナンスあり」と「なし」の3本の線は、何が違うのですか?

3本の線は、定期的な診査と指導を受ける群、症状が出たときだけ受診して歯磨き指導を受けた群、症状が出たときだけ受診して歯磨き指導を受けていない群にあたります。「メンテナンスなし」は症状時だけ受診する2群を指し、歯科治療を受けない人という意味ではありません。違うのは、通う頻度と歯磨き指導の有無の組み合わせです。それぞれの群の平均から計算しているので、同じ人が複数の線に当てはまるわけではありません。1

Q. 年齢によって、歯を失うペースは違うのですか?

1998年の図では、症状時だけ受診して歯磨き指導を受けていない群は、年齢帯が上がるほど失うペースが大きくなっています。1年あたりの平均喪失歯数(約)は、20〜39歳が0.26本、40〜59歳が0.50本、60歳以上が0.90本です。定期的な診査と指導を受ける群は、20〜39歳が0.06本、40〜59歳と60歳以上がどちらも0.11本です。60歳以上では、群による差がとくに大きく表れています。数値は図の棒の高さからの概数です。1

Q. 節目の年齢の本数は、どう計算していますか?

今の年齢と歯の本数から、年齢帯ごとの1年あたりの平均喪失歯数を、その年齢帯にいる年数ぶん引いて計算します。年齢帯は20〜39歳、40〜59歳、60歳以上の3つで、40歳と60歳で使う数値が切り替わります。節目として、今の年齢と、30・40・50・60・70・80歳のうち今より上の年齢の本数を示します。本数が0になったところで計算は止まり、0より下にはなりません。28本は親知らずを除く設定です。

Q. 「差の範囲」は、何を表していますか?

歯磨き指導あり・なしの2群を、それぞれ「メンテナンスなし」として計算した結果の幅のことです。指導の有無で値が違うため、メンテナンスなしの本数を一つの値に決められず、幅で示しています。定期メンテナンスとの違いを、計算上の比較として見るための表示です。

Q. 計算された本数は、私の将来の歯の本数ですか?

いいえ。曲線は年齢帯別の平均から計算した例で、一人ひとりの経過は、歯周病の状態やお手入れによって異なります。数値は1998年の図から読み取った概数を使っているため、細かな本数の差は厳密なものとして見ないでください。1

Q. 通うだけで、この差が出るということですか?

そうは言えません。この差は、受診と歯磨き指導の違う群を比べた結果で、通うことだけの効果を取り出したものではありません。通うこと、歯科医院で受ける指導、家でのケアが組み合わさった結果として読んでください。1

Q. なぜ歯磨き指導の有無も比べているのですか?

通うことと家での歯磨きは別の要素なので、1998年の図では歯磨き指導の有無を分けて描いているためです。症状時だけ受診する群も、指導を受けた群と受けていない群に分かれています。関連する過去の研究として、成人と高齢者への歯周疾患の予防指導が喪失歯数に与える影響を調べた研究も、参考文献に挙げています。通う頻度と家でのケアの両方を見るための比べ方です。12

参考文献

  1. 計算図の出典:新庄文明・Douglas B. Berkey. 高齢者に対する地域歯科医療と歯科臨床判断. 日本補綴歯科学会雑誌. 1998;42(2):201–206. DOI: 10.2186/jjps.42.201. 総説・図2の掲載元
  2. 関連する過去の研究:新庄文明・鈴木尚・池田雅彦. 成人,高齢者にたいする歯科臨床における歯周疾患予防指導の効果についての研究―喪失歯数に与える影響. 老年歯科医学. 1989;3(1):15–19. DOI: 10.11259/jsg1987.3.15. 論文情報・抄録・全文へのリンク

免責・監修

  • 研究データに基づく計算上の目安であり、診断ではありません。
  • 曲線は年齢帯別の平均から計算した例で、あなたの将来の歯の数を予測するものではありません。
  • 治療やメンテナンスの効果を保証するものではありません。
  • 気になることは歯科医院でご相談ください。

監修 中村 瞬 かわせみデンタルクリニック 院長/歯学博士(歯科麻酔学)/日本歯科麻酔学会 認定医
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