「美味しい!」を支えるコラーゲン繊維✨️歯根膜✨️の話
みなさんこんにちは、かわせみデンタルクリニックです。
普段 みなさんが当たり前に感じている、食べた時の ポリポリ さくさく バリバリ といった「歯ごたえ」や「食感」。これ実は、歯が感じているのではなく、歯の根と顎の骨の間にある歯根膜(しこんまく)という組織が感じ取っているのです。歯根膜の存在がなければ、パンを食べても お蕎麦を食べても お肉を食べてもナッツを噛んでも 全てが同じ食感になってしまうかもしれません。困りますよね。
今回は、そんな大事な✨️歯根膜✨️について一緒に考えていければと思います。
✨️歯根膜(しこんまく)とは✨️

歯根膜とは、歯の根と歯を支える骨(歯槽骨)の間にある厚さ約0.2mm~0.3mmの薄い膜です。
膜といっても1枚の膜ではなく、上のイラストのように無数の細い繊維(シャーピー繊維)でできていて歯を顎の骨(歯槽骨)にし固定し、噛む力や食べ物の硬さといった感覚を脳に伝えるセンサーの役割など、歯にとって非常に重要な役割を担います。
✨️歯根膜の主な役割✨️
・歯の固定
丈夫なコラーゲン繊維で歯の根と歯槽骨をつなぎ、グッと強く噛んでも歯がグラついたり抜け落ちたりしないように歯と歯の周りの骨(歯槽骨)を結びつけてしっかり固定します。
・センサー機能
食べ物の硬さや食感などを感じ取り、脳に伝えます。この感覚があるため、適切な力加減で噛むことができ、口の中の怪我を防ぐことができます。
・クッション機能
強く噛む力が加わった歳に、衝撃を吸収し 歯や骨にかかる負担をやわらげます。
・血液供給と免疫機能
歯根膜には血管が多くあり、歯の健康を維持するための酸素や栄養素を供給しています。
また、歯周病菌などから歯を守る免疫機能も持ち合わせています。
✨️歯根膜の重要性✨️
- 歯根膜がないインプラントや入れ歯では、残念ながら、噛んだときの歯ごたえや食感を 天然の歯と同じように感じることはできません。
- 歯周病が進行すると歯槽骨が破壊され、歯根膜が失われることで歯がぐらつき、最終的に歯を失うことにつながります
- 歯根膜は、歯が抜けると一緒になくなってしまい、一度失うと二度と元には戻りません。
✨️歯根膜炎✨️
歯根膜炎は、主に 歯ぎしり・食いしばりなどが原因で歯根膜に起きる炎症のことをいいます。
原因はさまざまですが、歯に過度な力が断続的にかかってしまうことで歯根膜炎となり、痛みが出ることがあります。
歯根膜は歯茎のの下にあるため、目で見て確認することができませんので、歯に違和感があると感じたり 痛みがあるという場合は、虫歯や歯周病を要因とするものだけでなく、歯根膜炎に起因する可能性があるということも頭の片隅においていただければと思います。
痛みが続く場合は、そのうちに治るだろうと放っておくのではなく、早めのご相談をおすすめします✨️

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