歯の溝、黒くなってませんか?それ、実は虫歯で、ものすごく深いかも
歯の溝が黒くなってきた、そんなことありませんか?
その黒いの、実はものすごく大きな虫歯かもしれません。実際、治療し始めてみたら中でものすごく大きく虫歯になっていて空洞が広がっている、なんてことも珍しくないんです。

なんでこんなことが起こるか?
答えは、歯ブラシの毛先より歯の溝の方が細いから。


この溝にチョコレートなどの食べ物やプラーク(歯垢)が入り込んでしまったら、容易には取れないことが想像できるかと思います。
歯の個性もいろいろ
歯も個性がありますから、全てのヒトの全ての歯がこうなっている訳ではありません。しかし、人によってはどうしてもこういった歯が出てきます。下は歯の咬み合わせの部分の溝の顕微鏡写真です。

自分の歯の溝がどれぐらい深いか調べるために歯を抜いて顕微鏡で全部調べるわけにはいきませんから、自分の歯の溝が深いことを想像して、意識しておくことは重要です。
ご自身でできることは以下の4つ
- 何よりもまず第一に、甘いものを取らない
- 次に、フッ素入りの歯磨き粉を使って歯ブラシをする
- 定期的に歯医者さんでチェックを受け、1年に1度ぐらいはレントゲンで虫歯の確認をする
- 可能なら歯が生えてきた段階でシーラントをしてもらう
シーラントとは?
歯の溝をこうなる前にあらかじめ埋めてしまうことで虫歯になりにくくするという方法です。
シーラントは、6歳から12歳のお子様の初期の虫歯がある乳歯や生えたての永久歯に対して保険適用となります。13歳以上のお子様や、虫歯のない健康な歯へのシーラントは保険適用外となってしまうため注意しましょう。

参考文献、画像引用元
- Fissure Sealant for prevention of fissure caries [PDF]
- How do sealants protect your teeth? – The Journal of the American Dental Association
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この記事の監修者
中村 瞬
かわせみデンタルクリニック 院長 / 歯学博士(歯科麻酔学)/ 日本歯科麻酔科学会 認定医
医療記事を数多く執筆・TV取材多数
医学的根拠(エビデンス)に基づいた正確で分かりやすい情報を患者目線でお届けしています。
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