みなさん、こんにちは。
かわせみデンタルクリニックです🦷✨

今回は、お鼻で呼吸をすることのメリットについてお話します😀

＜鼻呼吸のメリットとは？＞

はじめに、口呼吸は歯並びが悪くなる原因のひとつとされていますが、それ以外にも様々なデメリットがあります。では、鼻呼吸にはどのようなメリットがあるのでしょうか？

①病気になりにくくなる

　お鼻で呼吸ができている場合は、鼻から入った空気中のゴミや細菌を、鼻腔内の毛や粘膜・粘液が除去してくれます。気管や肺に異物が入らないような働きがあるため、感染症になりにくくなります。

②いびき対策になる

　眠っている時、口を開けて呼吸すると舌が喉に落ち込みやすくなります。すると空気の通り道である気道が狭くなるため、鼻、のどの粘膜が振動していびきが大きくなります。
いびきや睡眠時無呼吸を治すには鼻の調子を整え、鼻呼吸に変えることも重要な要素になってきます。

③虫歯・歯周病になりにくくなる

　唾液には歯や歯肉に付着した細菌を洗い流す作用(自浄作用)があります。
お口を閉じた鼻呼吸により唾液の分泌量が増えることで、虫歯や歯周病になりにくくなります。
また、お口の中の乾燥も防げるため口臭予防にもなります。

④代謝が良くなる

　鼻呼吸の場合、口呼吸に比べて１回の呼吸で取り込む酸素の量が多くなります。
そのため、脳に十分な酸素が行き渡り、集中力が向上したり、身体の代謝が上がります。
代謝が上がることで、痩せやすく、太りにくい体になります。

＜鼻呼吸へ変える方法は？＞

では実際、どのようにして鼻呼吸へ改善すれば良いのでしょうか。

①意識的に鼻呼吸をする

　鼻呼吸の時間を意識的に増やしていきましょう。鼻呼吸になることで、口が閉じている時間が長くなり口周りの表情筋が鍛えられるというメリットもあります。

②就寝時に口テープを貼る

　鼻呼吸へと移行させるための「口テープ」といったものも、歯科医院やドラッグストアなどで販売されています。寝るときに口に貼って閉じることで、鼻呼吸への移行を促します。
また、「鼻腔拡張テープ」などもあり、こちらも鼻呼吸への移行に有効です。

③あいうべ体操で、お口の周りの筋肉を鍛える

　あいうべ体操は、口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操です。
食後に10回、一日30回を目安に地道に続けると、舌力がついて自然に口を閉じることができるようになっていきます。

＜健康のために＞

　鼻炎でお鼻がつまっていたり、どうしても鼻呼吸が難しい方などは、１度病院で診てもらうのが良いでしょう。
口呼吸の方は健康のために、ぜひ鼻呼吸を取り入れていきましょう😊✨

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