コラム|船橋の歯医者|かわせみデンタルクリニック

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着色しやすい飲み物と食べ物とは?☕🥤🍷

こんにちは、かわせみデンタルクリニックです!!

今回は歯の着色についてお話したいと思います。日頃患者さんから歯の着色や黄ばみについて相談されることが多いので皆さんも原因や対策が気になるのではないでしょうか☺️??

歯が着色しやすい飲み物としては、主に色の濃いもの酸性の強いものが挙げられます。これらの飲み物に含まれる色素や酸が、歯の表面に付着したり、エナメル質を傷つけたりすることで着色汚れ(ステイン)の原因となります。

具体的には、以下のような飲み物が着色しやすいと言われています。


着色しやすい飲み物

  • コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶

これらの飲み物には「タンニン」や「カテキン」といったポリフェノールが多く含まれており、これらが歯の表面に付着して着色の原因となります。特に濃く淹れるほど着色しやすくなります。

  • 赤ワイン

ポリフェノールや色素が非常に豊富に含まれており、歯に強く着色します。

  • 炭酸飲料(コーラなど)

色の濃さに加え、酸性度が高いため、歯のエナメル質を溶かして色素が沈着しやすい状態にしてしまいます。

  • ベリー系のジュース(ブルーベリージュース、クランベリージュースなど)

濃い色の果物に含まれる「アントシアニン」などの色素が着色の原因となります。

  • スポーツドリンク、エナジードリンク

酸性度が高く、色素も含まれているため、歯の変色を引き起こす可能性があります。

  • ココア

カカオマスポリフェノールが含まれており、着色の原因となることがあります。


着色を防ぐための対策

これらの飲み物が好きな方でも、いくつかの工夫で着色を軽減できます。

  • 飲んだ後に水で口をゆすぐ:色素が歯に定着するのを防ぐことができます。
  • ストローを使って飲む:直接歯に触れる機会を減らせます。(熱い飲み物には注意が必要です)
  • 歯磨きをする:可能であれば、飲んだ後に歯磨きをすると効果的です。ただし、酸性の強い飲み物の場合は、エナメル質が一時的に軟らかくなっていることがあるため、30分ほど時間を置いてから磨くと良いでしょう。
  • 定期的な歯科検診とクリーニング:歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングは、付着したステインを除去するのに非常に効果的です。

歯が着色しやすい食べ物

1. 色の濃い食べ物・調味料

これらは色素が豊富に含まれており、歯の表面に付着しやすいです。

  • カレー

ターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンという黄色い色素が強力で、非常に歯に着色しやすいです。

  • トマトソース、ケチャップ

トマトに含まれるリコピンなどの赤い色素が着色の原因になります。パスタソースなども注意が必要です。

  • 醤油、味噌、ソース(とんかつソース、バーベキューソースなど)

日常的に使う調味料ですが、色が濃いため、知らず知らずのうちに着色を進めることがあります。

  • チョコレート、ココア

カカオに含まれるポリフェノールが着色の原因となります。

  • ベリー系の果物(ブルーベリー、ブラックベリー、クランベリー、ラズベリー、チェリーなど)

アントシアニンという濃い色の色素が豊富で、歯に着色しやすいです。

  • キムチ

唐辛子などの色素が着色の原因となります。

  • 緑黄色野菜の一部

トマト、ニンジン、カボチャ、ホウレンソウ、ブロッコリーなども色素成分を含んでいます。ただし、これらは健康に良いので、食べ方を工夫することが大切です。

  • 鮮やかな色の飴やガム、かき氷

舌に色がつくようなものは、当然歯にも着色します。

2. 酸性度の高い食べ物

酸性の食べ物は、歯のエナメル質を一時的に軟らかくし、色素が歯に沈着しやすい状態にしてしまいます。

  • 柑橘系の果物(レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)

酸味が強いため、エナメル質に影響を与えます。

  • お酢(穀物酢、りんご酢、バルサミコ酢など)

健康に良いとされますが、酸性が強いため注意が必要です。

  • ドレッシング

酢や柑橘系の果汁を使ったドレッシングは酸性が高いことがあります。

3. 粘着性の高い食べ物

色が濃いだけでなく、粘着性も高い食品は、歯の表面に長時間留まるため、着色しやすくなります。

  • キャラメル、チョコレート

粘り気があるため、歯に残りやすいです。

4. その他

  • イソフラボンを含む食品(豆腐、納豆、豆乳など)

イソフラボンに含まれるポリフェノールは色素沈着を起こしやすい物質のため、食品自体の色が濃くなくても歯の黄ばみに繋がることがあります。

工夫をして着色を軽減することはできますが、一度着いてしまうと歯ブラシや歯磨き粉では落ちないので、定期的に歯科医院の専用の器具で落とし歯の面をツルツルにすることで着きにくくなりますよ!

もちろん着色していない方も歯をツルツルにすることでばい菌🦠を取り除き虫歯や歯周病の予防になりますので、ぜひ定期的に歯科医院へ来院することをオススメします!!


<ご自宅でできるケア>

ご自宅でのケアは、これ以上着色させない、または軽度の着色を改善するのに役立ちます。

正しい歯磨き:

  • 歯ブラシの選び方: 歯の表面のエナメル質を傷つけないよう、やわらかめ~ふつうの硬さの歯ブラシを選びましょう。
  • 歯磨き粉の選び方: 研磨剤の入っていない、または研磨剤の少ない着色除去効果のある歯磨き粉を使用すると良いでしょう。最近では、着色を吸着して除去する成分(ポリリン酸ナトリウムなど)が配合されたものもあります。
  • 磨き方: 歯の表面をゴシゴシ強く磨きすぎると、エナメル質が削れて着色しやすくなることがあります。やさしい力で丁寧に磨きましょう。特に着色が気になる部分は、歯ブラシの毛先をしっかり当てて、小刻みに動かすように磨くのが効果的です。

食後のケア:

  • 色の濃い飲食物を摂取した後は、できるだけ早くうがい歯磨きをしましょう。水で口をゆすぐだけでも効果があります。
  • すぐに歯磨きができない場合は、キシリトールガムを噛むのもおすすめです。唾液の分泌を促し、歯の再石灰化を助けるとともに、着色を付きにくくする効果も期待できます。

デンタルフロスや歯間ブラシの活用:

  • 歯と歯の間の着色や汚れは、歯ブラシだけでは落としきれません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用し、隅々まで清潔に保ちましょう。

禁煙:

  • 喫煙されている方は、禁煙することでヤニによる着色を防ぎ、お口全体の健康にも繋がります。

<歯科医院での治療>

ご自宅でのケアで改善が見られない場合や、より効果的な着色除去を希望される場合は、歯科医院での治療をご検討ください。

1. プロフェッショナルクリーニング(PMTC)

歯科衛生士が専用の器具を使って、歯の表面に付着した着色汚れ(ステイン)や歯垢、歯石を徹底的に除去します。歯本来の白さを取り戻すことができます。

当院で行うパウダークリーニングおすすめです✨️✨️

2. ホワイトニング

歯を削ることなく、歯の内部の色素を分解して歯を白くする治療です。

  • オフィスホワイトニング: 歯科医院で行うホワイトニングです。高濃度の薬剤と特殊な光を使い、短期間で効果を実感できます。
  • ホームホワイトニング: 歯科医院で作成したマウスピースと薬剤を使い、ご自宅でご自身のペースで行うホワイトニングです。効果が出るまでに時間はかかりますが、自然な白さが長持ちしやすいのが特徴です。当院では型取り不要の既製トレーのホワイトニングになります。
  • デュアルホワイトニング: オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する治療法です。短期間で効果を出しつつ、その白さを維持しやすいというメリットがあります。

3. その他の治療

  • セラミッククラウン: 歯全体を削り、セラミック製の被せ物をする方法です。歯の色や形を大きく変えたい場合に適しています。

<まとめとアドバイス>

歯の着色は、日々のケアと専門的な治療の両面からアプローチすることで改善が期待できます😁✨️

まずはご自宅での丁寧な歯磨きと、色の濃い飲食物を摂取した後のケアを習慣にしてみてください。それでも改善しない場合や、もっと白い歯を目指したい場合は、ぜひ一度歯科医院にご相談ください。患者さんの歯の状態やご希望に合わせた最適な治療法をご提案させていただきます。

気になることがございましたら歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。

初診の方はWEBからでもご予約可能です.2回目以降の方はお電話でのご予約をお願いします📞047-409-2988